DB18デニムで作ったbridge SA<カスタムオーダー>の色落ちをご紹介します。
着用者は、nicoさん。Instagram: @h.c.nico.2013
おそらく現時点で日本で一番、このDB18デニムを穿きこんでいます。
どんな色落ちをするデニムなのか気になっている方が多いと思うので、生地感に注目して写真を撮ってみました。
ご覧ください。
データ
- 着用時間:3714時間
- 糊落とし:40℃のお湯に30分浸し、脱水、部屋干し
- 洗濯回数:8回
- 洗濯方法:洗濯機で普通メニュー、部屋干し※2回は、ガンコ汚れメニューで洗濯
- 洗剤:家庭用洗剤+柔軟剤使用
- 乾燥方法:部屋干し
全体
このDB18デニムは、限界まで硬く仕上げたヨコ糸を、テンションを保った状態で、きっちり打ち込んでいます。
張り・コシが強いデニムになるので、ヒゲやハチの巣が定着しやすいです。
洗い立てのバキバキ感は、驚かれるかもしれません。
膝裏
腰部分
生地表面に独自な凹凸感があるので、ヒゲにも味があります。
耳
硬く締まった耳なので、アタリが付きやすいです。
タテ落ち感
モモ
コシ
荒っぽいシボ、細かいカミナリ皺
表現が難しいのですが、シボと言うほど細かくないし、カミナリ皺と言うほどクッキリではないので、
「荒っぽいシボ、細かいカミナリ皺」と表現してみました。
ひざ下など、テンションのかからない部分ほど出やすいです。
カミナリ皺
まとめ
全体を見たときに、荒々しさや迫力を感じるのは、この生地感によるところが大きいと思います。
強く残る着用によるヒゲに「荒っぽいシボ、細かいカミナリ皺」の味が加わって、唯一無二な色落ちに。
唯一無二、はちょっと大げさですかね(笑)でも私は、散々いろいろなジーンズを穿いてきましたが、こんなデニムは穿いた事がありません。
最後におまけで、私が穿きこんでいるDB18デニムの全体像もご覧ください。
今のところ、洗濯を少な目にして育てると、バランスのいい色落ちになる気がしています。
洗い過ぎると、ヒゲやハチの巣に対して「荒っぽいシボ、細かいカミナリ皺」が勝ってしまいそうです。
もちろん、あえてシボや皺を楽しむ方もいるでしょうね。実際、あえて熱湯に浸けたお客様もいます。
耳のアタリは洗った方が出ますし、とにかくこのDB18デニムを楽しんでいただけると嬉しいです。
最後になりますが、以下のジーンズにもDB18デニムを使います。
日本での予約販売も決まりました!
「INDIGOVEINS X GOTEBORGMANUFAKTUR X DENIM-BASE」
http://denimba.com/denimbase/2019/05/01/23687